2004年8月8日(日)
2004年アジアカップが熱戦の幕を閉じました。
いろんな意味で熱い闘いでした。フィールドの戦いよりスタンドやネットや巷での反日 ・ 反中合戦の方が煮えたぎってしまい、ちかぞうもこの数日は泣いたり笑ったり、なんだかココロが落ち着かない時間を過ごしました。
そんななか、ちかぞうの友人のやんやんが中国の反日行動をこんな風に説明してくれたのでご紹介させてください。
日本で商売をする上海人のやんやん曰く、今回の騒動は、
「 1980 ~ 90年代、反日教育を受けてきた若い世代が中心 」
となったもので、そもそも、
「 国内問題が多すぎるため、不満の矛先をほかへ向けるための教育 」
の結果であり、そのターゲットが、
「 日本 」
だったとのこと。
また、
「 情報がゆきわたらず、外国との接触の少ない内陸部で反日思想は堅固 」
であり、特に重慶に関しては、日中戦争の際、
「 1939年のものを中心とした大爆撃により3万人の死者が出ており 」
( ※ 死者数については諸説あり )
「 若者たちは爆弾の替わりにペットボトルを投げつけたと言っている 」
とのこと。
そして、
「 今回、スポーツの場でああいった態度は取るべきではなく 」
さらに、中国スポーツ紙の一面の見出し
『 中国は北京を見ている、世界は中国を見ている 』
を引用して、
「 まったくそのとおりだと思う 」
とのことでした。
彼は今回の問題について商売柄 ( ? ) 日中両国の情報を追いかけています。だからこそひととおり、騒動の背景や現地の状況にまで言及できるのでしょう。ちかぞうもスポーツの場に政治問題を持ち込んだサポーターや記者、また侮蔑的発言をした選手をかばうつもりはありません。彼らのとった数々の反日行動は正当化されえないものだと思います。ただ、日本のマスコミで一体どれだけの媒体が日中戦争時の歴史や現代中国の社会事情について突っ込んだ報道をしたでしょうか。 「 重慶大爆撃があったからって、あんなにブーイングをすることはないだろう 」 と話している人の何人が、重慶大爆撃のことを説明できるのでしょうか。たとえば広島や長崎で何かの競技の日米戦があったとしても、あんな状況にはならない、という人もいます。たしかにそうだと思いますが、もしその場に 「 原爆ってナンですか? 」 とでも言いたげな選手やファンがいたら、やっぱり頭にくると思うのです。また戦後それぞれが歩んだ道のりの違いを、あらためて考えてみることも大切なのではないかと思うのです。
長くなってしまいましたが、やんやんの語りからこんなことを考えてみました。
そして ・・・ 「 中国人ってサイテーッ 」 という人が、たまにまわりに出没します。けれども、やんやんのように冷静に話をしてくれる中国人もたくさんいます。そんなことも忘れたくありません。
Recent Comments