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June 14, 2010

屋久杉の息づかい 渡辺 重 作品展

2010年6月14日(月)


 6月9日(水)付の記事 でもご案内した

 「屋久杉の息づかい 渡辺 重 作品展」

 一昨日の土曜日、行って参りました~。

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 愛知県刈谷市にある会場のカフェギャラリー 雅趣Kujira
さん、なんでも大正時代に建てられた古民家だそうで、仏具屋さんのご隠居さんが暮らしていたのだとか。ちょこっと 『陰翳礼讃』 を思い出しちゃう佇まい、ところどころに遊び心も潜ませつつ、なかでも仏具職人の見習いさんたちにつくらせたという天井は、黒漆に金蒔絵がなんとも素敵でございました~。

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 さて、肝心の作品たち、ですが。

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 あああー、写真がうまくないですね ・・・ がっくし。

 屋久島を訪れたことのある方なら、ひょっとしてご理解いただけるのではないかと思うのですが、あの島には神様が宿っている、ような気がするのです。その敬い恐れるべきものの語りかけが、自然の造形に現れているとするならば、屋久杉を使って○○を作ろう、というよりむしろ、屋久杉の現在ある姿に寄り添うように (屋久杉の息づかいに耳を澄ませるように) 形作られる彼の作品たちには、そんな神々の想いのかけらが込められているのかもしれません。まだ耳を澄ませるのに精一杯で (とはいえ、耳を傾けることすらなく日々を過ごしている人が自分も含めて大多数なのだと思いますが) 対話するまでには至っていないな、と感じられる作品もありましたが、それでも彼がこれからますます真摯に屋久杉と向かい合っていったら、どんな世界をみせてくれるんだろう、と、そんな期待も抱かせてくれる作品展でございました~。

 そうそう、それで彼の作品、というより、屋久杉にちょっと感動しちゃったことがありまして、蛇足ながら付け加えれば、屋久杉には光明と呼ばれる、まるで月明かりが水面にゆらゆらと揺れるような杢(もく)が現れることがあるんだそうで ・・・

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 ・・・ これらのお棗にはまさに、その光明が出ているのですが、写真手前のお棗をご覧いただけますか? その揺らめきは写真を撮っているちかぞうの影すら照り返し、影のかからないところより却って映えてくるのです。この不思議さは曜変天目にも似て、夜の海を見つめているような、ゾクゾクする美しさなのでありました~。いいモノ、拝見しました。眼福です。

 「屋久杉の息づかい 渡辺 重 作品展」 は、今月22日(火)まで、名古屋から電車で20分ほどの愛知県刈谷市で開催されています。カフェギャラリーなので、のんびりお茶を楽しみながら ・・・

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(ちかぞうが頼んだ南高梅ジュース。付け合せのかりんとうも美味)

 ・・・ 悠久の屋久島時間を、過ごされてみては如何でしょうか。下記、再びのご案内になります。


・・・作品展のご案内・・・

屋久杉の息づかい  渡辺重作品展

屋久杉で作った花器、器、茶道具などを主に、
下記の日程で作品展をひらきます。
よろしければ遊びにお越しください。
11日(金)~13日(日)は作者もおります。

6月11日(金)~22日(火)

雅趣Kujira
愛知県刈谷市御幸町1-301
電話 0566-25-9337
10時~18時  水、木曜日は定休日です。
最寄駅 名鉄三河線 刈谷市駅より徒歩1分

http://www.h5.dion.ne.jp/~g-kujira

杉の舎 渡辺重

http://www4.ocn.ne.jp/~v.sennin/

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